東京工芸大学 工学部 電子機械学科/システム電子情報学科 4年 前期
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画像、映像のデータには、様々な形式がある。
画像データをそのまま扱おうとすると、非常に大きなデータとなる。
たとえば、PCの画面、 縦1024×横1240 = 約120万画素
の、それぞれに、RGB3色が、1バイトのデータとして使われるとすると、画像1枚が、 120万×3=360万バイト = 3.6MB(メガバイト)
の大きさとなる。
現在の記憶装置の容量からすると、それほど大きな容量と思えないかもしれないが、これを数百枚保存、転送するのは、大変である。
動画映像は、毎秒30コマの画像から成り立っている。 1分では、 30×60=180枚の画像が使われる。
そうすると、1分の映像で、 3.6MB×180 = 648MB となり、 2分で、1GBを超えてしまう。
それでは、記憶容量も、転送も大変であるので、現在では、様々な方法で、大きく画像が劣化しない範囲で圧縮をしている。
そのため、たとえば、画像1枚は、おおむね 数10KB程度の大きさとなっており、また、映像も、1時間で4GB程度(1分で70MB位)に圧縮するのが普通である。
圧縮技術には様々なものがあるが、どのようなものがあるか調べ、その圧縮法の技術を説明し、長所、短所などの特徴を調べて報告しなさい。
【CG解析 第6回 課題】
学籍番号 氏名
(1) 画像圧縮技術にはどのようなものがあるか。ファイルの拡張子などを調べて、多数掲げなさい。
(2) その中から、2種類の圧縮法を取り上げ、その圧縮の技術について説明しなさい。
1つは、JPEGとします。
(3) 映像圧縮技術にはどのようなものがあるか。ファイルの拡張子などを調べて、多数掲げなさい。
(4) その中から、2種類の圧縮法を取り上げ、その圧縮の技術について説明しなさい。
1つは、MPEG とします。